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2010年02月号-2 |
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有料老人ホーム、27%増の3400施設 |
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〜厚労省調査 |
厚生労働省は2月9日、「2008年社会福祉施設等調査結果の概況」を発表した。それによると、有料老人ホームの数は前年比で27.3%増加し、3400施設となった。 調査は全国の社会福祉施設などの施設数や在所者、従事者の状況を把握するもので、08年10月1日に実施された。老人関連施設では、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホームなどが対象で、特別養護老人ホームや老人保健施設などは含まれない。 調査結果によると、有料老人ホームの施設数は3400施設で、前年に比べ729施設、27.3%の増加となったほか、在所者数も14万798人で同2万6225人(22.9%)増加するなど、著しい増加を示している。 有料老人ホームの従事者数(常勤換算)も、08年は7万4321人で、03年に2万683人だったのが毎年1万人前後の伸びを示している。 |
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2010年02月号-1 |
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出産育児一時金の月2回請求を検討 |
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〜厚労省 |
出産育児一時金の直接支払制度の導入を4月に控え、厚生労働省が医療機関の請求・支払い回数を月2回に増やすことを検討していることが2月8日までに明らかになった。現行の月1回の請求では、支払いが申請から最大で2か月後になるため、医療機関の資金繰りが難しくなるとの声があった。 現行の月1回の請求では、請求日は退院の翌月10日で、支払いは翌々月の5日ごろ。退院が11日だった場合、支払いは2か月後の5日ごろになり、その間は産科医療機関が分娩費用を立て替えることになる。しかし、10日だけでなく下旬にも請求日を設ければ、翌月末には支払いが可能になる。 保険局総務課の担当者は、「月2回でも(資金繰りが)苦しいところがあれば、4月からの全面実施は難しい」ため、月2回に増やした場合の効果などを見た上で実施時期を検討するとしている。 |
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