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2016年07月号-2 |
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『入院の1件当たり点数は5万237.8点、1日当たり3190.6点』 |
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〜厚労省、平成 27 年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表 |
厚生労働省は6月15日、平成27年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。それによると、医科入院の1件当たり点数は5万237.8点で、前年比0.9%増となった。1日当たり点数も同0.2%の増加となり、3190.6点だった。
結果のポイント 1 医科入院の診療の状況 ・1件当たり点数は50,237.8点(対前年0.9%増) ・1日当たり点数は3,190.6 点(同 0.2%増)
2 医科入院外の診療の状況 ・1件当たり点数は1,309.6点(対前年1.2%減) ・1日当たり点数は827.4点(同 1.7%増)
3 歯科の診療の状況 ・1件当たり点数は1,228.0点(対前年2.0%減) ・1日当たり点数は667.1点(同2.1%増)
4 薬局調剤の状況 ・1件当たり点数は1,120.7点(対前年2.4%増) ・受付1回当たり点数は894.8点(同4.6%増)
5 後発医薬品の使用状況(薬剤種類数に占める割合) ・総数では54.5%(対前年3.7ポイント上昇) ・入院では52.0%(同5.5ポイント上昇) ・院内処方(入院外・投薬)では50.4%(同3.4ポイント上昇) ・院外処方(薬局調剤)では55.9%(同3.6ポイント上昇)
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2016年07月号-1 |
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『26年度介護給付費8.9兆円、年々増加し当初の2.7倍に』 |
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〜厚労省 |
厚生労働省が6月13日に発表した「平成26年度介護保険事業報告(年報)」で、介護給付費が前年度比4.6%増の8兆9,005億円となり、過去最大を更新したことが明らかになった。給付費は介護保険制度が始まった12年度から毎年増加しており、当初の約2.7倍となっている。 給付費の内訳を見ると、居宅サービス4兆5,765億円、施設サービス2兆8,506億円、地域密着型サービス9,515億円などの順に多かった。 第1号被保険者1人当たりの給付費は全国平均が約25.4万円(高額介護サービス費、高額医療合算介護サービス費、特定入所者介護サービス費は含まない)で、最高は沖縄県の約31.6万円、最低は埼玉県の約19.7万円だった。 要介護(要支援)認定者数(昨年3月末時点)は前年同期比3.8%増の606万人。認定者数も年々増加し、当初の約2.4倍となっている。要介護認定の構成比では、比較的軽度とされる要支援1から要介護2までが65%を占めた。 第1号被保険者に占める認定者の割合を見ると、全国平均が17.9%で、最高は和歌山県の22.1%、最低は埼玉県の14.1%だった。 |
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