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2022年01月号-1 |
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22年度診療報酬改定の改革項目を報告 |
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中医協総会 |
12月24日の中医協総会では、政府が22日に提示した、「新型コロナ感染拡大により明らかになった課題等に対応するため、良質な医療を効率的に提供する体制の整備等の観点から」改革を着実に進めるとして示した項目が報告された。 具体的には、▽医療機能の分化・強化、連携の推進に向けた、提供されている医療機能や患者像の実態に即した、看護配置7対1の入院基本料を含む入院医療の評価の適正化、▽在院日数を含めた医療の標準化に向けたDPC制度の算定方法の見直し等の更なる包括払いの推進、▽医師の働き方改革に係る診療報酬上の措置について実効的な仕組みとなるよう見直し、▽外来医療の機能分化・連携に向けた、かかりつけ医機能に係る診療報酬上の措置の実態に即した適切な見直し、▽費用対効果を踏まえた後発医薬品の調剤体制に係る評価の見直し、▽薬局の収益状況、経営の効率性等も踏まえた多店舗を有する薬局等の評価の適正化、▽OTC類似医薬品等の既収載の医薬品の保険給付範囲の見直しなど、薬剤給付の適正化の観点からの湿布薬の処方の適正化――。 報告を受けて、小塩隆士会長は「次回以降の中医協でこれらの項目を議論していく」と方針を示した。 |
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